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「学生モニター制度」によるヒアリングを実施

2014.04.14

教育開発支援機構では、学部教育について学生の皆さんの様々なニーズを発見するための「学生モニター制度」を実施しました。

 

 ホームページでの公募に応募した学生の中から、学科・学年等のバランスを考慮して71名の学生モニターが選ばれ、昨年927日〜1129日に、文学部・経営学部・人間環境学部・キャリアデザイン学部・経済学部・現代福祉学部・スポーツ健康学部・情報科学部の計8学部で座談会形式によるヒアリングが行われました。

 

学生モニターからは授業運営の方法やカリキュラムについての様々な意見や要望をいただきました。ご協力いただいた学生モニターの皆さん、有難うございました。

 

ここで出された貴重な意見は、各学部で今後のカリキュラム改革等に生かしていきます。出された意見に対し、各学部の対応の一部を紹介します。

 

●文学部(テーマ:文学部生のキャリア形成)

→授業運営については、受講者が意見交換を行い、多様な価値観に基づくワークライフ・バランスがあることに気付いてもらえるような工夫を行っていきます。

 

●経営学部(テーマ:基礎科目および専門教育科目)

→学生の履修行動パターンを分析し、学科名・コース名・科目名などの再検討を行い、専門科目や演習(ゼミ)の履修年次や単位数などの検討を行っていきます。

 

●人間環境学部(テーマ:コース制、人間環境セミナー、フィールドスタディなど)

→コース制の目的について、情報発信を強化していきます。人間環境セミナーについては、履修条件や開講曜日などの検討を行っていきます。

 

●キャリアデザイン学部(テーマ:基礎ゼミ、キャリアデザイン学入門など)

→基礎ゼミは、クラスによって授業内容にばらつきがあったため、シラバスを改めて共有し、確認を行いました。キャリアデザイン学入門は、事例を多く取り入れ、双方向型の授業運営になるよう検討を行っていきます。

 

●経済学部(テーマ:入門ゼミ、専門演習、語学など)

→入門ゼミは、クラスによって授業内容にばらつきがあったため、共通化できるように工夫を行っていきます。必修英語については、授業の運営方法に差があるため、英語科目間の強化スキルの確認と、講師間の運営方法の是正を図っていきます。

 

●現代福祉学部(テーマ:基礎演習、社会福祉・地域づくり・臨床心理の3領域を融合したカリキュラムなど)

→両学科では必修科目などにより履修しづらい領域があるため、3領域を融合したカリキュラムの検討を行っていきます。

 

●スポーツ健康学部(テーマ:英語、実技科目、実験実習科目など)

→総合英語については、能力別クラス編成についての検討を行っていきます。資格取得に必要となる実験実習科目の受講者選抜は、関連科目の単位取得状況なども確認するなど、選抜方法の検討を行っていきます。

 

●情報科学部(テーマ:カリキュラムや授業の相対的な評価など)

→受講者の科目の理解度や修得の達成度の保証について、期中にチェックができるような方法の検討を行っていきます。

 

以上

 


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