社会連携教育センター 概要

 本学では大学の教育目標・各種方針において「社会連携・社会貢献に関する方針」を謳い、その中で「企業・地方自治体・地域社会との連携」を項目として挙げており、具体的には研究や地域社会との交流、大学間連携を主要なテーマとして推進しています。教育分野においては各学部の特性に合わせ、企業・自治体等などと連携し、キャンパス外=社会をフィールドとした様々な学びのプログラムが実施されており、また、教育開発支援機構においても課題解決型フィールドワーク for SDGs(機構公募型)や教育開発・学習支援センターによる正課外教育型のフィールドワークなど企業・自治体等と連携した全学型のプログラムを実施して参りました。一方で、これまでのプログラムは学部や教職員の個別のネットワークにより実施されている面が強く、企業・自治体等からの連携教育の申し出をプログラム化したり、また、教学サイドに情報提供したりする仕組みが整っていない点が課題となっています。

 特に今後、このような社会連携教育の取り組みを拡大、充実させていくために、さらなる連携先となる企業・自治体等などの開拓は重要な課題です。そこで、企業・自治体等などに対して、大学と協働して教育プログラムを開発してもらうための窓口として2020年4月に社会連携教育センターが設置されました。企業・自治体等と連携した教育プログラムの開発、募集、企画、運営を行い、各学部との連携を希望する企業・自治体等を学部に紹介したり、マッチングさせるための仕組みを整えます。